Linux初心者の基礎知識

第１９回 テキスト処理 その1

■テキスト処理

本日もはじまりはじまり☆

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はぁ〜い、よろしくお願いしまーす！！

今回は、いろいろな方法でテキストを 表示させてみるよ。
以下を覚えよう！！

■テキストファイルを閲覧する。

【例】
$ cat test1.txt

■catは1つだけのファイルだけではなく、
いくつかのファイルを連結して表示させることもできる。
$ cat test1.txt test2.txt

■「-n」オプションを指定すると行番号を 表示させることができる。

【例】
$ cat -n test1.txt

■行番号をつけてファイルを表示させるコマンドとして、 nlコマンドがある。
【書式】
nl [オプション] [ファイル名]

[オプション]
-b <形式> 指定した形式で本文に行番号を付加する
-h <形式> 指定した形式でヘッダーに行番号を付加する
-f <形式> 指定した形式でフッターに行番号を付加する

【例】
$ nl test1.txt

■catコマンドはファイルの先頭行から順に表示しますが、 逆に最終行から表示させたい場合は、tacコマンドを使用する。
【書式】
tac [ファイル名]

【例】
$ tac test1.txt

■catやtacコマンドでは、そのまま実行するとファイルの内容 をすべて出力してしまう。行数の多いファイルの先頭行から 指定した行だけを表示させたい場合は、headコマンドを使用する。 オプションを指定しない場合は、先頭から10行目を表示する。
【書式】
head [オプション] [ファイル名]

[オプション]
-c <バイト数> 出力するバイト数を指定する
-<行数> 先頭から指定された行数分だけ表示する

【例】
$ head -5 test1.txt

■最終行から行数を指定して表示させたい場合はtailコマンドを使用する。
【書式】
tail [オプション] [ファイル名]

[オプション]
-<行数> 末尾から指定された行数分だけ表示する
-c <バイト数> 末尾から指定されたバイト数だけ表示する
-f ファイルの末尾に追加された行を常に表示する

【例】
$ tail -5 test1.txt
$ tail -f test1.txt

■ファイルの内容を8進数,16進数で表示するにはodコマンドを使用する。

【書式】
od [オプション] [ファイル名]

[オプション]
c ASCII文字
o 8進数
x 16進数

【例】
$ od test1.txt ← 8進数で表示
$ od -x test1.txt ← 16進数で表示

次回にも覚えるコマンドがあるから 今日のところは復習しておくように！！

りょうかいでーす！！

では今回はここまでぇ〜
第２０回をお楽しみにぃ〜

そろそろLPICレベル1の問題を挑戦したい方は、 LPICレベル1(101)の予想問題を解いてみてね。