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■ブートローダーついて
ではでは、今回は、ブートローダーというものを
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はーい、今日もよろしくお願いしまーす。
以下は、OSが起動する流れだ。
【電源ON】
↓
【BIOS起動】
↓
【ハードウェアの初期化】
↓
【マスターブートレコードからブートローダーを読み込む】
↓
【OSを読み込む】
BIOSによってハードディスクのマスターブートレコードと呼ばれる領域
にあるプログラムを起動するのだが、このプログラムをブートローダー
といい、ブートローダーによりカーネルをメモリ上に読み込ませる。
Linuxでは一般的にブートローダーとして、LILOやGRUBが使われている。
ブートローダーの設定ファイルを編集することにより、複数のカーネル
やLinux以外のOSも起動させることができる。
よってLinuxでは、LILOとGRUBというブートローダーが
あるということだね。この二つはしっかり覚えるように!!
Linuxを起動する上で、このブートローダーが
必要になっているわけですね。
全然意識したことなかったです(汗)
そうだよね。普通だったら電源ONして、しばらくすると
ログイン画面がでてくるから、意識することは
あまりないね。
でも試験では、バッチリ出題されるから、勉強しよう!!
あいあいさー
まずは、LILOから説明していくね。
LILOの正式名称は、「LInuxLOader」という。
LILOのブートローダーは、2段階に分かれている。
これは、マスターブートレコードのサイズ(512バイト)
が小さいために、ブートローダー全体を格納する
ことができないからである。
第1段階のブートローダーはBIOSから呼び出され、
第2段階のブートローダーをメモリに読み込む。
LILOの設定ファイルは、「/etc/lilo.conf」である。
# vi /etc/lilo.conf
boot = /dev/hda
timeout = 50
prompt
default = linux
append = "apm=on mem=256M"
read-only
map = /boot/map
install = /boot/boot.b
image = /boot/vmlinuz-2.4.18-1
label = linux
initrd = /boot/initrd-2.4.18-1
root = /dev/hda5
liloによるブートは以下のようになる。
次はGRUBだよ。
ブートローダーとしてGRUBをインストールするには、
grub-installコマンドを実行する。
/dev/hdaのマスターブートレコード領域にGRUBを
インストールしている。
# grub-install /dev/hda
GRUBの設定ファイルは、「/boot/grub/grub.conf」
# vi /boot/grub/grub.conf
default=0
timeout=5
splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
hiddenmenu
title CentOS (2.6.18-92.1.17.el5)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-92.1.17.el5 ro root=LABEL=/ rhgb quiet
initrd /initrd-2.6.18-92.1.17.el5.img
【defalt】
timeout行に指定した秒数が過ぎると,0番目(すなわち一番上)
の設定で起動する。
【timeout】
選択メニュー画面を表示している時間
【hiddenmenu】
選択メニュー画面を表示しない
【title】
メニューに表示する名前
【root】
ルートデバイスの指定
【kernel】
起動するカーネルを指定
【initrd】
初期RAMディスク
GRUBによるブートは以下のようになる。
上記「LILO」や「GRUB」のブートローダーの設定をもとに
カーネルなどが起動する。
う〜ん、一度もさわったことないからイマイチ
イメージつかないです。
だんだんとわかるようになるよ!!
では、今日はここまでぇ〜
第12回をお楽しみにぃ〜
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